双極性障害の人が旅行を楽しむために工夫したいこと

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こんにちは、双極性障害のちはるです!

先日沖縄旅行の旅行漫画をアップしましたが、実は我が家では年に3~4回泊りがけの旅行に行っています。

私はあまり旅行は得意ではなく頻繁に行くことはなかったんですが、夫がお出掛け好きで大型連休の際には決まって旅行に行くようになりました。どうも仕事のストレスが旅行に行くことで解放されるらしいです。

双極性障害の人が旅行に行くというのは、気分の安定という意味ではあまりよろしくないです。
普段と違うことをして刺激が増えると気分の変調をもたらす可能性が高いからです。
でも、旅行、行きたいじゃないですか!
楽しみたいじゃないですか!!

というわけで、自分の経験をもとに双極性障害の人が旅行に行く際にこういう工夫をしたら楽しめるんじゃないか、ということを考えてまとめてみました。


双極性障害の当事者で「旅行に行くことになったけどあまりそういう機会もないし不安だ」という方や、非当事者で「双極性障害の人と旅行に行くことになったけど何を気を付けたらいいかな?」という方の参考になれたらいいなと思います。


※病気の程度や症状には個人差がありますので必ずしもあてはまるとは限りません。
感じ方などは双極性障害の人は必ずこう思うはずだ!とかいうものはないので、あくまでもこういう傾向がある気がするというものを書いてみました。
あくまでも参考程度にしていただき、個人個人の状態に合わせて旅行を楽しめるようにアレンジしてください。

  1. 計画
    1. 信頼できる人(介助者)と計画する
    2. 慣れない人は長期の旅行は避ける
    3. 思い立ってから旅行に行くまでの期間が短いほどうまくいくかも。
    4. 季節を選ぼう
    5. 絶対に行きたい場所を詰め込みすぎない。
    6. 当日の体調次第で行動が変化することを同行者と打ち合わせておこう。
    7. 車での移動が吉!
  2. 障害者割引を利用しよう!
    1. 飛行機の割引には写真が必要。
  3. 行く前にすること
    1. なるべくいつも通りに。
    2. 荷物の準備は余裕を持って。
    3. 前日の夜はゆったりすごして、やらなくていいことはやらない。
  4. 当日
    1. とにかく楽しむ!!
    2. 躁の場合の注意点
      1. イライラは意識して抑える
      2. 夜は意識的に体を休める
    3. うつの場合の注意点
      1. 一人でホテルで待つという選択肢も
    4. フラットの場合
  5. 帰宅後
    1. 帰宅後の夕飯は買ってかえろう。作るのは無茶。
    2. 翌日は休みすぎず、動きすぎない。
    3. 少しずつ日常のペースにシフトしていく。
  6. 持ち物
    1. お薬
      1. 服薬時間にアラームをかけよう
      2. 薬は常に身に着けて!
      3. 1日分を小分けにしておくと便利!
    2. 障害者手帳
    3. お薬手帳(アクシデント用)
    4. 保険証
    5. 寝間着
    6. アイマスク・耳栓
    7. あると心が落ち着くもの
  7. お土産
    1. 行く前に予算を決めておく
      1. 躁の場合
      2. 鬱の場合
      3. 自分が良いなと思ったものを買うのは、心を豊かにしてくれる
  8. 旅行に行くと良いこと
    1. 旅行に行くと体力がつく!
    2. 帰宅後の睡眠はしやすくなるかも?
  9. さいごに

計画

信頼できる人(介助者)と計画する

旅行はどうしても非日常になります。朝はいつもより早く起きて移動するかもしれないし、夜もいつも通りの時間に布団に入れない可能性があります。
体調を崩す可能性もあります。
それでもできる限り双極性障害の人の体調に配慮して日程を組んでくれたり当日の旅程に臨機応変に応対してくれる人と一緒に行くのがいいと思います。

行く前から病気の都合を無視して日程を組む人や疲れた時に「疲れた」と言い出すことすらできない相手と行くと、旅行の計画自体に憂鬱になるし、旅行中も無理をして楽しいふりをする羽目になりかねません。

病気のことを理解してくれていて信頼できる相手と計画するのが安心です。

慣れない人は長期の旅行は避ける

旅行に行き慣れていない人は3泊以上の旅行は避けたほうがいいです。

旅行は思っているより疲れます。調子がいい状態で行ったとしても2日目には疲れが出てきます。
気が昂って夜眠れないかもしれません。そうなると疲れだけでなく旅行中になんともいえない不安が襲ってきます。

慣れてくると「まぁ、旅行の時はこんな風になるものだよね」と思えるのですが、慣れていない場合は焦るかもしれません。
例えば、普段旅行なんていかないけど新婚旅行で10日間ヨーロッパ旅行に行きます!なんていうことは絶対にやめた方がいいです。

どうしても行きたい場合は練習として近場で1泊か2泊の旅行に行ってみてください。
それである程度自分の状態の変化をシミュレーションできると思います。

思い立ってから旅行に行くまでの期間が短いほどうまくいくかも。

旅行を思い立ってから行くまでの期間はあまり長くならないほうがいいかもしれません。
例えば半年後の旅行の計画を立てるなんていうのは、あまりお勧めしません。
なぜなら、その時は体調や気分がのっているけれど、行くまでの間に体調が変動する可能性があるからです。

私が今年沖縄に行く前、1か月ほど気力が低下した期間がありました。その時は旅行に行くのがあまり楽しみではなくなってしまいました。沖縄に行くこと自体は1年前から考えていたし飛行機も取った後での体調不良だったので焦りました。

それに対し、思い付きで1か月後に旅行行っちゃおう!と計画をして旅行前に双極性障害の症状が強まってどうしようもなくなったことはありません。もちろん、そういうことがないとは言い切れませんが、計画から実際に行くまでの時期が短いほうが、体調の変動の影響を受けにくいのではないかと思います。

季節を選ぼう

これもかなり人によるとは思うのですが、季節を選べるなら夏がおすすめです。

私の場合、日照時間が増える夏の時期は体調が良いことが多いです。

避けた方がいいのは季節の変わり目、梅雨、台風の時期です。
気圧の変動が大きいので体調がすぐれなくなる人も多いのではないでしょうか?

自分の得意な時期を把握しておくとベストですね。

絶対に行きたい場所を詰め込みすぎない。

折角の旅行だからあっちもこっちも行ってみたい!
こう思うのはごく当然の感情です。

でもそうやってスケジュールをギチギチに詰め込むと、その日は良くても次の日に疲労が出てきやすいです。

『ここだけは絶対に行く!』という場所は1日にそういくつも入れないようにして、体調次第ではいけなくなっても大丈夫なものと組み合わせてください。

そうしておけば、気持ちが張り詰める時間と気を緩めて過ごす時間とを作ることができます。
疲れていれば、優先順位の低い場所に行く時間をまるまる休憩時間に切り替えることも可能でしょう。

当日の体調次第で行動が変化することを同行者と打ち合わせておこう。

旅行は自分も楽しみたいけど、自分だけが楽しくても嫌で、一緒に行く人も楽しんでもらいたいものですよね。
折角の旅行なのだし、自分の体調が原因で楽しい旅行の雰囲気を壊してしまってはいけないと思うと体調が悪くなってきてもなかなか言い出せないものです。

ですのであらかじめ体調次第で自分だけ休憩しておきたい時間もあるかもしれないこと、その場合でも相手には思う存分楽しんでもらいたいことを伝えておくといいと思います。

旅行中に急に「具合が悪い」などと言い出すと相手も気を遣います。
健康な人から見ると体調が悪くなるというのは滅多にない非常事態です。そばについて看病しないといけないと思うかもしれません。病人を置いて自分たちだけ旅行を楽しむことに罪悪感を感じるかもしれません。

ですが双極性障害の人からすれば体調悪くなることはわりとよくあることじゃありませんか?そして「今ちょっと休んでいたいだけ」や「そっとしておいてほしい」ことってありません?
そういう心情をあらかじめ話しておくことで、当日お互いに気持ちよく過ごせるようにできるのではないでしょうか。

もちろん、そういうときは申し訳ないけどそばにいてほしいという人はそう伝えておくといいでしょう。
お互いが納得し、楽しく過ごせるように『気持ちの準備』をしておくことが大事なのです。

車での移動が吉!

可能であれば同行者に運転してもらう車での旅行が楽です。
移動時間も休めますからね。


双極性障害の人の運転で長距離移動はやめましょう。ただでさえ旅行は疲れるのに、運転なんてして神経すり減らしたら参っちゃいます。

障害者割引を利用しよう!

精神障害者福祉手帳をお持ちの方は是非とも障害者割引を利用してください!
障害者割引は様々な施設や交通機関で割引が受けられます。
介助者1名分の割引が含まれているところも多く、無料になることもあります。

割引内容は等級によって変わる場合があります。

HP等で調べるとどのくらいの割引がされるのか書いてあるところもありますし、割引があるとだけ書いてあるところもあります。書いていないけど現地で聞いてみたら割引が受けられる場合もあります。

精神障害者福祉手帳は写真を添付しなくても使えるようになっています。
今のところ、写真が必須なのは飛行機の割引くらいじゃないかな?(これについては下に書きます。)

ごくまれに窓口の人に「写真がないのですが」と聞かれたこともありますが、「なくても大丈夫なタイプのものです」と答えると奥の人に相談して問題なく割引を利用させてもらえました。

飛行機の割引には写真が必要。

2019年から飛行機の国内線で精神障害者福祉手帳も障害者割引の対象となりました。
ここでは障害者手帳に写真の貼り付けが必要となっています。
障害者手帳に写真を貼らずに使用している人は、写真の貼り付けの手続きが必要になります。

この写真ですが、ただペタッと写真貼ればいいんじゃないんですよ。
役所に障害者手帳と証明写真を持って行って、写真付きのものにしてもらえるよう申請しなくてはいけません。

しかも、写真を貼ったものが出来上がるのに2か月かかったりします!!
貼るだけなのに………。

なので利用を希望される方は余裕をもって準備してください。

でもね、障害者割引は正規の値段からの割引なので、実は早割とかホテル付航空券とかの方が安く買えたりします。
そのことも考慮にいれつつお得に旅行してください。

行く前にすること

なるべくいつも通りに。

旅行に行く前には楽しみだったりちょっと不安もあったりと、ちょっといつもとちがう心の変化が訪れやすいです。

ですが、なるべく平常心を意識して、いつもどおりのペースで過ごすようにしてください。

荷物の準備は余裕を持って。

荷物の中で特に忘れたくないのが「薬」です。

もし前日に準備をし始めてよく数を確かめてみたら旅行に行く日数分足りない!なんてことが起こるかもしれません。
そういう万が一のことを想定して、早めに準備をしておきましょう。

前日夜に慌てて準備をして、なかなか終わらず夜更かししてしまうなんてことも避けたいですね。

前日の夜はゆったりすごして、やらなくていいことはやらない。

普段と違って旅行中は「慣れた自室で休憩」ができません。
旅行中は確実に体力を使うので体力は温存しておくほうがいいと思います。

夕飯も楽なメニューにしちゃいましょう!

当日

とにかく楽しむ!!

旅行はとにかく楽しんでください!
写真やテレビで見たことのある景色でも、実際に自分の目で見る景色のパノラマ感や空気感は全く違います!!音もにおいも空気も、実際に行ってみることでしか体験できないものです。

「夜眠れるかな」と心配になるかもしれませんが、

躁の場合の注意点

イライラは意識して抑える

躁傾向のある時期に行った場合は、なにか予定通りにいかないときは必要以上にイライラしやすいかもしれません。イライラしてきたなとか、妙に焦ってきたなと感じたら意識して抑えましょう。

抑えるというのは気持ちをなかったことにするということではなく、イライラや焦りからくる不安を他人にまき散らしたりぶつけたりしないようにしましょう、ということです。トラブルが起きるとせっかくの旅行を台無しにしてしまうおそれがあります。

「これは躁のせいで気持ちが増幅されているだけなんだ」と自覚しておくのはトラブル回避のために有効だと思います。
私はこういう状態になったときは「躁っぽくてイライラしやすくなってる」と伝えるようにしています。そうするだけで多少のトラブルは回避できます。

夜は意識的に体を休める

夜ふかし禁物です。

ただ、刺激の多い1日を過ごしたあとに慣れない環境で眠ろうとしてもなかなか眠れないことが多いです。それがあるから私は旅行苦手だったりします。

もし眠れない時でも、とりあえず電気を消して目をつぶり布団で横になってください。

現在主流の睡眠改善の方法は実は真逆で、「眠れないときは布団から離れて眠気が来るのを待つ」という方法をとります。でもこれはあくまでも日常の睡眠リズムを整えるために取る方法で、旅行中という特殊な状況下では少しでも刺激を排除して休むようにした方がいいのではないかと私は考えます。

躁状態になるとあまり眠らなくても活動的になれたりしますが、できるからといって活動しすぎると躁が加速していく可能性が高くなります。旅行から帰った後の日常を平穏に過ごすためにも、 刺激を抑え、少しでも消耗を抑えるようにして意識的に体を休めましょう。

もちろん、自分が眠りやすい方法があるのであれば、それを実行するのが一番です。

うつの場合の注意点

一人でホテルで待つという選択肢も

うつの場合は、程度によってはひとりでホテルに残るという選択肢もあっていいのではないかと思います。
そこまでではなくても、同行者には目的地で楽しんでもらい、自分は近くの喫茶店で1人で待つなどして休むのはひとつの手です。うつ状態の場合、健康な人とは体力がかなり違ってくるので同じ楽しみ方をするのに無理が出てくる場合があると思います。

夕方になると少しは元気が出てくる場合もあるので、夕飯は一緒に楽しむと決めるのもいいと思います。同伴者にはできれば予めそういうことになる可能性があることを伝えておくとスムーズですよね。(そうなって互いに楽しめるメンバーで計画しましょう!)

フラットの場合

フラットの場合でも、旅先は刺激が多く気分は高揚しやすいので、そのことを頭に入れておくともしもの時のトラブル回避になるのではないかと思います。

必要以上に躁状態に怯える必要はないんですけどね。

帰宅後

帰宅後の夕飯は買ってかえろう。作るのは無茶。

旅行で散々楽しんで帰宅した後に夕飯を手作りしようとしていたら、それは絶対にやめた方がいいです!

旅先は公共の場で長時間過ごすことになるので自分が思っているより気を張っています。家に帰ると安心してドッと疲れが出てきたりします。

帰宅後の夕飯も旅費のうちです。最初から買って帰るように計画しましょう。

翌日は休みすぎず、動きすぎない。

帰宅した翌日は体調の調整をする日に設定してください。

「休みすぎず、動きすぎない」を意識して過ごすことが、翌日からの日常生活に戻りやすくなります。

この日に最低限やらなくてはいけないことは洗濯です。
全部でなくていいので、翌日以降の着替えの確保をしましょう。
こうして家事をすることで休みすぎによるうつを防ぐことができます。

大して疲れた感覚もないのに無理やりじっとしている必要はないですが、旅行のテンションのままあれもこれもやろうとするとこの翌日にドッと疲れがくる可能性があります。
ここに他の用事をいれないようにはしておきましょう。

少しずつ日常のペースにシフトしていく。

旅行から帰ってくると日常が待っているわけですが、その日常のペースをすぐに旅行に行く前の状態に戻せるとは思わないほうがいいです。

普段より活動できない、やる気が出ない、集中できないような状態になっても「まぁ、旅行帰りだしね~」という感じで自分のことをゆるく見守ってあげてください。
それが一番早くもとの日常に戻るコツです。

一気にいつも通りの活動に戻そうとすると無理がきて寝込むことになったりします。

ゆっくり戻していこうという意識を持つことが大事だと思います。

持ち物

お薬

これ、一番重要です!
普段飲んでる薬はもちろんのこと、頓服薬も忘れずに持っていきましょう!
1~2日分多めに持っていっておくと、何かトラブルがあったときも安心です。

服薬時間にアラームをかけよう

旅先ではいろんな夢中になれることがあり、薬を飲むことを忘れやすくなります。
薬の時間を気にして旅行に集中できないのももったいないです。
なのであらかじめスマホのアラームを設定しておきましょう!
アラームを設定しておくと決まった時間にお知らせしてくれるので、飲み忘れの確立がグッと下がりますよ。

薬は常に身に着けて!

旅行のスケジュールは変動します。薬は忘れずに持ってきたけどホテルに置いていく方のバックにいれてきちゃったなんていうことが原因で、飲みたいタイミングで薬が飲めないということが起こり得ます。お薬は常に持ち歩くかばんにいれておくようにしてください。

1日分を小分けにしておくと便利!

100円均一などに売っている透明な袋に1日分ずつ分けて入れて持っていくと便利です。袋に飲む日の日付を書いておけば飲み忘れがないかわかりやすいです。
携帯もしやすいので小さなかばんの中でもかさばらなくていいですよ。

障害者手帳

障害者割引が受けられるので忘れずに!

お薬手帳(アクシデント用)

あまり想像したくはないですが、旅先で何があるかわかりません。アクシデントが起こり病院を受診する場合があるかもしれません。その際に普段のんでいる薬の情報が役に立つかもしれません。

保険証

上記と同じ理由ですが、こちらは持病のない人でも持っておいた方がいいですね。
持たないで病院を受診すると保険適用外の金額になるので

寝間着

夜寝るときリラックスするためにも着慣れた寝間着を持って行った方がいいです。
ホテルや旅館には浴衣や作務衣などが用意してあることがほとんどです。荷物を軽くするために寝間着をもっていかないでこれらの備え付けの衣類を着るという人も多いと思うのですが、着慣れたものの方が圧倒的にいいです。特に夜は慣れない環境で寝なくてはならず落ち着かなくなりやすいです。ですが、眠るのにリラックスすることは欠かせません。肌触りの安心感、体温調節のしやすさを考えると、着慣れたものを持っていくのが一番です。

アイマスク・耳栓

部屋が真っ暗でないと眠れない人、音がするときになって眠れない人は持っていくと役立つと思います。

宿泊先によってはカーテンが薄く外の光が入ってきやすかったり、宿の外の音やクーラーなどの機械音が思いのほか大きく聞こえたりします。

あると心が落ち着くもの

なんでもいいんですが、これがあると心が落ち着く・安心するものがある人は持っていくといいです。
旅先はとにかく普段と違うものばかりになります。そこが楽しいところではあるんですが、ちょっと不安な気持ちに襲われるようなときもあります。そんな時に持っていると、安心して過ごせるかもしれません。


電車旅ならなるべく小さいものがいいですね。
車での旅行だと多少荷物を増やしても持ち運びに苦労しないので多少かさばるものでも大丈夫です。夜寝るときはマイ枕でないと!っていう場合でも持っていけちゃいます。

お土産

行く前に予算を決めておく

これは個人の経済状況にもよるのですが、あらかじめ予算を決めておくと躁傾向があってもうつ傾向があっても役に立つのではないかなと思います。

躁の場合

躁状態の場合は、ここでしか買えないものがどーーーーしても欲しくなるかもしれないです。旅先での出会いは一期一会ですから、これを逃したら買えないと思うと多少高額でも買ってしまいたくなります。

躁状態での買い物が悪いわけではないのですが、あまりに高価なものを突然気に入った場合はよくよく考えてからにした方がいいかもしれません。
できれば、一旦その場を離れて数時間おいて欲しいかどうかを検討してから購入に踏み切りましょう。

そういう点で、予算があらかじめ決めてあれば、予算内なら好きに買い物をしていいわけですから、自分が本当にこれが欲しいのか…などという哲学的な問いを自分に課さなくて良くなります。すごく楽です。

別に双極性障害の人でなくても、旅行中は旅先のノリとテンションで特に必要でもないもの買いがちです。そういうことも含めて心置きなく楽しめる環境を整えておきましょう!

鬱の場合

鬱の場合は、選ぶのが困難になると思います。
何か妙に真面目になってしまって、何が最適か思い悩んだり、お金を使うことが怖くなったりします。

ですのでここでも予算を立てておくことが有効になります。
自分用に気に入ったけれども少し高価で、うつで判断力が落ちていてもうよくわからなくなってしまう場合に予算と照らし合わせて判断すればいいんです。
予算内ならいくら使っても問題ないんですから。

正直、お土産なんて無理に買わなくても思い出は残るので、買わなくたっていいんですよ。
でも、付き合いとかもありますもんね。

何がいいのかわからないけどどうしても買う必要があれば、お土産屋さんの一番目につくお菓子を買ってください。それがその地域の一押しの土産物です。
旅行のなるべく早い段階で買ってしまう方が気が楽になって旅行も楽しめるようになります。

私はお土産には現地の特産の食べ物や調味料を買って帰ります。食べ物なら絶対に無駄にならないですもん。物を買うなら実用的なものを選びます。(ポーチとか)そうしたら絶対どこかのタイミングで使いますから、旅先で感じたほどの魅力がなくても後悔がありません。

自分が良いなと思ったものを買うのは、心を豊かにしてくれる

気分の波がある時期に買い物をするのは、特に双極性障害という病気の特性を知っている人ほど不安がつきまとうもののような気がしています。

でも、「自分が気に入ったものを買う」という行為は心を豊かにし、満たしてくれるものだと思うんです。

旅行先でお土産を選ぶのも旅行の醍醐味の一つだと思うので、楽しんで欲しいなと思います。

旅行に行くと良いこと

旅行に行くと体力がつく!

私は発病してから年々体力や気力が低くなってしまいました。
日常生活の中でこれを回復させるにはかなりの自律心が必要なのですが、旅行に行くと自然と好奇心が働き1日動き回ることも苦ではなくなります。
そうやってすごすことが体力の底上げにつながり、帰ってからの日常業務の疲労度が下がると感じています。

帰宅後の睡眠はしやすくなるかも?

旅行に行くと楽しい分疲れます。そして疲れると眠りに入りやすくなります。
そのおかげで睡眠リズムを整えやすくなるのです。

これを成功させるコツは、帰宅した翌日の朝は寝坊せず起きて、昼寝をしないことです。

さいごに

あまり旅行に行かない人は不安に思うかもしれないけど、旅行はすごく楽しいです!

もしもの時は計画変更すればいいだけと考えて、気楽に行ってください。
私の書いたブログを読んで、少しでも不安を解消して楽しんでもらえたらいいなと思います。

逆に、自分の希望しない旅行にどうしても参加しなくちゃならなくて、頼れる人もいない、不安な状況を変えることができないまま行かなくちゃならない人は、主治医と相談していろんな場合に備えた頓服を処方してもらえないか相談してみるといいかもしれません。

でもきっと、行ったら行ったで楽しめるはず!
非日常の世界は面白いです!

楽しい旅行になることを祈っています!

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