双極性障害

うつの最中にうつに気付いた話。

うつの時ってうつに気付けないよね~という話を書いた直後にあれなんだけど、珍しくうつの時に自分がうつ状態になってることに気づいたときの話。

ほぼ寛解したと書いたときのブログはこちら。

これをTwitterに載せた時、「うめやまさんは寛解したんですか?」と聞かれて「はい、ほぼ寛解しました!」なんて答えていたんですが、だんだんと『あれ?私って本当にほぼ寛解してるんだっけ…?自分で勝手に思い込んでいるだけでは…?そういう強引な解釈の仕方はむしろ躁だったりする…??』などと悩み初めまして、見事うつに突入したのでした。

戸惑いからの自責スパイラル

こういう風に物事への感じ方が変わると戸惑うし、自分のことがよくわからなくなって怖くなるし、自分が不誠実なことをしてしまったと思いすごく落ち込みます。
それでも、過去に感じたことも本当の気持ちだし今感じていることも本当の気持ちで、そのどちらもその時の自分が嘘偽りなく感じたことなのかもしれないな~と思います。

だから、感じ方が変わったとしても、それはそれでいいんじゃないかな。

うそうでなくてもうつの時は、些細なことを大きな問題としてとらえがちだなと思います。気にするからうつになって、うつになるからさらに気になる。自責スパイラル。

気分の波を繰り返していると、この「あれは間違いだった」という感覚を何度も味わうので、今自分の感じていることが本当に正しいのかがわからなくなってきますね。

これは、双極性障害の人がその人らしい生活を送ることを阻害すると思います。

うつになるたびにあの時のことは間違いだったと感じ、その気持ちだけが正しいのだととらえるのはうつに主導権を握られている感じがしますね。だって躁もあるしフラットもあるでしょ。全部合わせて自分でしょ。

私は、自分が不誠実なことをしたように思えて悩んでました。表現しきれていないという課題はあるだろうけど、それ以上に思い悩んだのはうつ(気分の波)の影響だろうと思います。

なぜなら2月はちょっと疲れがたまっていて調子が悪かったから。

体の不調と脳の状態は結構連動してて、体の調子が悪い時は脳の調子も悪くなり、気分の波ができやすいですね。

そのことを覚えておいて、体調が悪い時に考えたことは「病気の仕業かも」という視点をもっておき、体調が回復してから考え直すことにして、とりあえずその場では考えないようにするのがいいと思いました。

うつに気付いたきっかけ・坂口恭平「家族の哲学」

この時、自分がうつになってることになんで気づいたのかというと、この時ちょうど坂口恭平さんの「家族の哲学」という本を読んだ直後だったからです。

坂口恭平さんは双極性障害の小説家で、「家族の哲学」はご自身のことを書いたエッセイのような小説のような本でした。

家族の哲学 [ 坂口恭平 ]
created by Rinker

その本の中では坂口さんのうつ状態の思考が書かれていました。

そして、それを妻のフーさんが客観的に指摘する場面があり、私はこの時、この本の場面を思い出したんです。それで自分がうつ状態になっていることを自覚しました。(なら、そういう風に漫画に描けばよかったのかも…。表現って難しい。)

気づいたからってうつじゃなくなるということはないのだけど、深刻になるのは防げるかもしれない。
そういう意味で双極性障害の人の体験記は役に立つかもしれないですね。私の漫画もいつか誰かの役に立つかなぁ?

そのためにはもっと簡潔に、わかりやすく描けるようにならないといけないなと思う今日この頃です。今読み返してみてもこれでいい気もするし、説明が足りない気もする。

この迷いの部分がうつの時に強い自責へと変わるんだと思うけど、すべてのことを完璧な状態で表現しきることも難しいんですよね…。そんな能力高くないし。なのでやはり、その時その時精一杯やるしかないなと思います。精進します。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 躁うつ病(双極性障害)へ
ブログランキングに参加しています
応援してもらえたらうれしいです!